放射性雲について

職場の朝礼で放射性雲について話そうと思いまとめました。

4月9日と6月5日のブログでも放射性雲(放射性プルーム)について触れました。

6月5日、放射性雲の写真が撮れました!
少し濃い灰色の煙のような雲が放射性雲です。地上から低いところを風に流されていきました。

6月7日

6月8日の放射性雲
 ↓電車の中から撮りました。写真まん中に細長く灰色の低い雲があります。わからないかな?


放射性雲を見たら、マスクをしたり帽子や長袖を着て内部被曝外部被曝を避けるめやすにするといいと思います。
放射性雲が出ると、雨が降ることが多いです。天気予報が晴れでも急に雨が降ることがあります。
急な雨は雲がチリ(この場合、放射性物質)に水蒸気が集まってできます。それを考えると当たり前なことだと思います。
放射性物質を含んだ雨です。雨に当たらないように気をつけたほうがいいです。
このような雨が採取されると浄水場で水道水に放射性物質が混入されることがあります。
最近はそのような可能性があるときは、浄水場でも採取しないようにしているようです。


放射性プルーム(放射性雲)とは
気体状(ガス状あるいは粒子状)の放射性物質が大気とともに煙突からの煙のように流れる状態を放射性プルームという。
放射性プルームには放射性希ガス、放射性ヨウ素、ウラン、プルトニウムなどが含まれ、外部被ばく、内部被ばくの原因となる。放射性希ガスは、地面に沈着せず、呼吸により体内に取込まれても体内に留まることはないが、放射性プルームが上空を通過中に、この中の放射性物質から出される放射線を受ける(外部被ばく)。放射性ヨウ素などは、放射性プルームが通過する間に地表面などに沈着するため、通過後も沈着した放射性ヨウ素などからの外部被ばくがある。また、放射性プルームの通過中の放射性ヨウ素などを直接吸入すること及び放射性ヨウ素などの沈着により汚染した飲料水や食物を摂取することによっても放射性ヨウ素などを体内に取込むことになり、体内に取込んだ放射性物質から放射線を受ける(内部被ばく)。