福島原発事故

私は、現場で一生懸命に事故と闘っている人々に心からお礼を申し上げたい。
「本当に体をはっての任務ご苦労様です。ありがとうございます!」

しかしながら、政府や東京電力保安院の会見を見ていると「すぐには〜」「ただちには〜」という言葉に引っかかります。
「ただちには健康に影響を及ぼす数値ではない」なんて言われると、「じゃあ、先々はどうなの?大丈夫??」と思ってしまいます。

きのうの会見でホウレンソウや牛乳から放射性物質が検出されたという。
牛乳から検出されたということは、その牛は体内被曝しているのではないか、という疑問を持ちます。
不安だし、その質問にしっかり答えてくれる人はいないものかと率直に思います。
CTスキャンの放射線量と比べてもCTは、放射線で一瞬なのに対し、食物から放射性物質が体内に入るのとは比べようがないのでは?と私は思います。
大丈夫か、大丈夫じゃないかだけでなく、どういう理屈で大丈夫なのか、大丈夫じゃないのかを教えてほしいです。
素人がわかるわけないなんて思わないでほしいです。



以下は、「福島原発で発生した放射性物質が風にのってどのように流れたか」というドイツの報道機関・シュピーゲル公表のシミュレーションデータと普段目にしているニュースとは、違う見方の人たちの話。
あまりに、ニュースで「この程度なら大丈夫」といわれ続けて、「本当かな?」と思う人にとっては、「やっぱりね!」と思う内容でしょう。不安をあおるつもりはないですが、知らないより知っていたほうが慌てないと思いますし、小さなお子さんがいる方や妊婦の方の判断材料になればいいなと思います。(春休みですから、しばらく西日本に退避するとかもありかも。)


ドイツの報道機関・シュピーゲル公表のシミュレーションデータ
福島原発で発生した放射性物質が風にのってどのように流れたか
http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif

ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」
  ノンフィクション作家 広瀬 隆さん


愛川欽也パックインジャーナル3/19(土)「大震災原発事故 想定外でいいのか」
  元東芝原子力設計技術者 後藤政志さん